冬になると魚菜市場に登場する旬の漬物の一つ。
ゴボウとニンジンを5−6センチの棒状に切り、固めに茹で大葉でまいて何らかの調味液で漬け込んだもののようですが、詳細はわかりません。花輪、根市、牛伏、老木の方から来ている農家のおばあさんが主に作っているようで、宮古の山間に伝わる郷土食なのでしょう。つくる人によって調味液の配合は違うと思われ、味が微妙に違います。しその香りとゴボウとニンジンのやさしい甘さ、南蛮のほのかな辛さがなんとも素朴でおいしい。そう難しそうではないと思いますが手がかかるのか、家ではほとんど作られていないようです。漬物だから日持ちするかと思うと持たない。冷蔵保存しても4日ほど経つとねばねばしてきて味も一気に落ちる。おいしいのは買って3日まで。盛岡にも似たようなものがあるそうですが、宮古のものが断然おいしいとのこと。ゴボウ巻きという人、南蛮漬けという人、どちらも正しいようですが、宮古の誇るべき漬物です。

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