宮古の冬のおごーごの代表は、といえば「きっかげ漬け」。北東北を中心に食べられているの大根の漬物で、小山田・八木沢・藤原・津軽石の辺りでは「かっくら漬け」、崎山・田老方面では「きっかげ漬け」。また秋田では「ナタ漬け」、能代では「割り漬け」、久慈では「ガックラ漬け」と呼ばれているようです。味の決め手はなんと言っても寒さと氷だそうで、おふくろに東京で作りたいと言ったら、「スガがはんねーば、うんまぐねーんだーよ」と言われました。宮古出身のある方に聞いたつくり方はこうです。大きなこが(樽)になたで二口ぐらいの大きさにかきかきと割った大根を入れ、こうじと塩で漬け込むのだそうです。塩梅は舌で、こうじの分量は袋に書いてあるとのこと。そこに身欠きにしんを一口大に切って入れるのいっそうおいしいとのこと。それに宮古の厳しい風土が作用してあの独特の深い甘酸っぱいさが生まれるのでしょう。あとは、こが(樽)に張った氷を割り、よそって食べるだけです。

参考:なたわり漬け きっかげ漬けは、こうじと身欠きにしんが決めて
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